霞が関環境講座

 本講座の特徴は、地球科学の立場から、環境に関する現時点での最重要問題をとりあげ、それぞれの最高の権威者にお願いして、豊かな経験と高い見識から問題の根元を明かにすることにあります。
 
 参会者は、質疑・総括討論、懇親会等を通じ、講師はもとより、参会者相互のあいだで、意見の交換や今後の連絡を蜜にする機会をもつことができます。
 
 本講座が、わが国のむずかしい環境問題の解決に役立てば幸いです。
 これまでの講座内容は以下の通りです。

第54回(2017年12月) 三宅泰雄先生と同位体地球化学-その後の発展の一断面
座長 馬淵 久夫
演者 和田 英太郎
 
 
第53回(2016年12月) 二酸化炭素海洋処分の問題点
座長 佐野 有司
演者 大隅 多加志
 
 
第52回(2015年12月) 表層型メタンハイドレートの起源と資源化の可能性
座長 川幡 穂高
演者 松本 良
 
 
第51回(2014年12月) 低頻度大規模噴火はどこまでわかっているか
座長 兼岡 一郎
演者 中田 節也
 
 
第50回(2013年12月) 福島原発事故で放出された放射性物質の陸域および海洋での動態
-3年間の調査・研究から分かってきたこと-
座長・コンビーナー 村松 康行
演者 高橋 嘉夫
青野 辰雄
 
 
第49回(2012年12月) 自然科学の第一線XXVIII
今村 峯雄 炭素14から探る過去の気候変動
 
 
第48回(2011年12月) 自然科学の第一線XXVII
浦辺 徹郎 レアアース(希土類)資源:その実態と将来
 
 
第47回(2010年12月) 自然科学の第一線XXVI
西田 睦 「生物多様性の起源を探る:分子系統学の挑戦」
 
 
第46回(2009年12月) 自然科学の第一線 XXV
和田 秀徳 環境問題の解決に向けて
 
 
第45回(2008年12月) 自然科学の第一線 XXIV
及川 武久 アジア陸域生態系の炭素動態
- 大気中の二酸化炭素上昇にどのような影響を与えるか –
 
 
第44回(2007年12月) 自然科学の第一線 XXIII
阿部 勝征 これから日本を襲う大地震
   
 
第43回(2006年12月) 自然科学の第一線 XXII
三浦 定俊 文化財と環境-高松塚古墳の壁画を中心に-
 
 
第42回(2005年12月) 自然科学の第一線 XXI
荒牧 重雄 火山防災-環境教育-観光振興
 
 
第41回(2004年12月) 自然科学の第一線 XX
平 朝彦 マントルに生命を探せ
 
 
第40回(2003年12月) 自然科学の第一線 XIX
金龍 之緒 土壌・地下水汚染対策の推移と事例
 
 
第39回(2002年12月) 創立30周年記念シンポジウム
“地球環境と人間”の近未来像(自然科学の第一線 XVIII)
座長 北野 康
パネラー 奈須 紀幸
中島 篤之助
松井 孝典
 
 
第38回(2001年12月) 自然科学の第一線 XVII
滝沢 行雄 「水俣病の経緯」
 
 
第37回(2000年12月) 自然科学の第一線 XVI
木村 龍治 「気候変動のメカニズム」
 
 
第36回(1999年12月) 自然科学の第一線 XV
浜田 隆士 「地球温暖化の裏側を読む」
   
 
第35回(1998年12月) 自然科学の第一線 XIV
綿貫 礼子 「環境ホルモン(内分泌撹乱物質)問題が問いかけるもの」
 
第34回(1997年12月) 自然科学の第一線 XIII
松井 孝典 「地球システムと人間圏」
 
 
第33回(1996年12月) 自然科学の第一線 XII
中島 篤之助 「21世紀のエネルギーと環境」
 
 
第32回(1995年12月) 自然科学の第一線 XI
尾池 和夫 「地震活動期を迎えた日本列島」
 
 
第31回(1994年12月) 自然科学の第一線 X
水谷 仁 「近未来の我が国の惑星探査」
 
 
第30回(1993年12月) 自然科学の第一線 IX
矢内 桂三 「南極隕石の発見と惑星科学」
 
 
第29回(1992年12月) 自然科学の第一線 VIII
小嶋 稔 「ダイヤモンドと地球史」
 
 
第28回(1991年12月) 自然科学の第一線 VII
赤祖父 俊一 「北極圏から見た地球環境」
 
 
第27回(1990年12月) 自然科学の第一線 VI
日下部 実 「1986年カメルーン・ニオス湖でのCO2の突出災害について」
平 朝彦 「海溝のなぞ」
 
 
第26回(1989年12月) 自然科学の第一線 V
北野 康 「地球温暖化,その科学的側面」
松野 太郎 「地球環境変化の研究 -現状と問題点」
 
 
第25回(1988年12月) 自然科学の第一線 IV
森本 雅樹 「宇宙と人間」
不破 敬一郎 「環境科学 -過去・現在・将来-」
 
 
第24回(1987年12月) 自然科学の第一線 III
富永 健 「大気中のフロンガス(クロロフルオロ・カーボン)と成層圏オゾン」
木村 繁 「超電導は暮らしを変えるか」
大熊 由紀子 「科学技術と人間」
 
 
第23回(1986年12月) 原発の将来
中島 篤之助 「原発の将来 Ⅰ-科学技術から」
鈴木 岑二 「原発の将来 Ⅱ-エネルギー・経済から」
 
 
第22回(1985年12月) 自然科学の第一線 II
古在 由秀 「ハレー彗星の話」
寺島 東洋三 「放射線の健康影響研究における最近の進歩」
 
 
第21回(1984年12月) 自然科学の第一線 Ⅰ
小沼 通ニ 「物質の構造はどこまでわかったか」
三浦 謹一郎 「遺伝子工学の誕生とその未来」
 
 
第20回(1983年12月) 生命起源論と最近の異常気象論
野田 春彦 「現代生物学よりみた生命の起源」
根本 順吉 「最近の異常気象について」
 
 
第19回(1982年12月) 地球化学研究協会創立十周年記念講演会
古在 由重 「学問とはなにか」
向坊 隆 「原子力の将来」
 
 
第18回(1981年12月) 石炭火力と環境対策
大塚 唯男 「石炭火力と環境対策」
 
 
第17回(1980年12月) 地震と異常気象
浅田 敏 「海洋底地震観測とその地球物理学的意味」
根本 順吉 「気候変動と最近の異常気象」
 
 
第16回(1979年11月) 環境問題の国際的動向
福島 要一 「環境問題の国際的動向」
 
 
第15回(1978年12月) 環境にかかわる最近の諸問題 Ⅱ
小平 信彦 「静止気象衛星による気象観測」
力武 常次 「地震の予知と警報」
中島 篤之助 「核燃料サイクルをめぐる諸問題」
 
 
第14回(1977年12月) 環境にかかわる最近の諸問題 Ⅰ
小坂 丈予 「桜島・有珠山の火山活動とその観測」
井上 頼輝 「放射性廃棄物の最終処分」
陸井 三郎 「アメリカの新原子力政策について」
 
 
第13回(1976年12月) 海洋環境
鷲見 一夫 「第3次海洋法会議と海洋環境の保全」
福田 嘉男 「わが国の漁業をめぐる諸問題」
西村 雅吉 「海洋の水銀等重金属汚染」
市川 龍資 「低レベル放射性固体廃棄物の海洋投棄の考え方」
 
 
第12回(1976年7月) 気圏における環境問題 Ⅱ
磯野 謙治 「汚染物質と大気環境変動」
庄司 光 「大気汚染物質の発生源および規制」
鈴木 武夫 「環境基準-大気汚染を中心として-」
柳沢 三郎 「環境大気測定法」
 
 
第11回(1975年12月) 汚染化学物質 Ⅲ重金属-2
酒井 昭四郎 「重金属を含む廃棄物の安全な処理処分法」
渋谷 政夫 「重金属廃棄物による土壌汚染への対策」
古谷 圭一 「わが国における無機化学工業の歴史と実態」
土屋 健三郎 「クロムの健康に与える影響」
 
 
第10回(1975年6月) 温排水問題
落合 弘明 「温排水の拡散」
黒田 竹弥 「温排水利用による水産増養殖」
川崎 健 「水産業からみた原子力開発」
三宅 泰雄 「海洋環境と原子力開発」
宇井 勝昭 「温排水の軽減と規則」
 
 
第9回(1974年12月) 環境計測の現状と将来
山県 登 「標準化に関する諸問題」
荒木 峻 「大気汚染ガス状物質の機器分析の現状と問題点」
丸山 正生 「ガスクロマトグラフィーによる残留農薬の分析とその問題点」
瀬野 喜一 「地方自治体における環境計測」
阿井 敏夫 「-水質計測クロスチェックの一事例-」
武藤 義一 「水質計測の立場から」
 
 
第8回(1974年9月) 廃棄物と環境
岡部 史郎 「コロイド状固体廃棄物(ヘドロ)の堆積」
益子 洋一郎 「炭素,水素源の有効利用と都市廃棄物の資源化」
C.C.Patterson 「自動車等の排気による環境の鉛汚染」(通訳:室住 正世)
佐合 正雄 「産業廃水の処理」
柴田 徳衛 「廃棄物と都市行政」
 
 
第7回(1974年6月) エネルギーの将来問題
有沢 廣巳 「エネルギー政策における原子力」
早川 正巳 「地熱エネルギーの将来」
山本 荘毅 「水力エネルギーの将来」
伏見 康治 「核融合エネルギー・その特徴と実現への道」
大山 章 「核分裂エネルギーの将来」
 
 
第6回(1974年3月) 環境と安全
増山 元三郎 「薬品の安全性-シグマとベータを中心に-」
天野 慶之 「食品と安全」
萩原 尊禮 「地震と安全」
疋田 強 「ガス爆発災害の教訓と対策」
向坊 隆 「原子力と安全」
 
 
第5回(1973年12月) 汚染化学物質 Ⅱ有機化合物
若月 俊一 「農薬の環境汚染」
立川 涼 「有機塩素化合物による環境汚染-PCBを中心として-」
中山 和世 「海洋油濁防止に関する国際動向」
吉村 英敏 「いわゆる油症とPCB」
堤 繁 「将来のエネルギー問題とリサイクリング・インダストリー」
 
 
第4回(1973年9月) 原子力と環境
道家 忠義 「許容線量をどう考えるか」
猿橋 勝子 「海洋の放射能汚染」
檜山 義夫 「温排水と生物環境」
田島 英三 「原子力と環境問題」
吉沢 康雄 「環境の放射線管理」
 
 
第3回(1973年6月) 汚染化学物質 Ⅰ重金属
木羽 敏泰 「環境における重金属の地球化学的・分析化学的諸問題」
森田 良美 「重金属の生物地球化学」
滝沢 行雄 「公衆衛生からみた重金属」
不破 敬一郎 「重金属の生物地球化学生化学」
入鹿山旦朗 「水俣病研究の発端と経過」
 
 
第2回(1973年3月) 気圏における環境問題
駒林 誠 「大気汚染物質と気象」
山本 義一 「大気汚染物質と世界気候」
鈴木 伸 「光化学スモッグとその発現機構」
西尾 雅七 「大気汚染と公衆衛生」
小泉 明 「生活環境における微量化学物質の影響」
 
 
第1回(1972年12月) 水圏における環境問題
本間 仁 「沿岸水の拡散と移流」
前川 力 「瀬戸内海の水交換」
宝月 欣ニ 「内湾生物におよぼす汚濁の影響-特に東京湾を中心として-」
半谷 高久 「河川湖沼における化学物質の挙動」
北野 康 「水質分析データの解析」